説明 私の至らぬ点を指摘してくれるみこと係長の厳しい言葉に、ドキドキする心とともに、ぞくぞくとした期待感が膨らんできた。実力行使、つまり厳しい処分や体罰をもらえるかもしれないという、その期待が胸を高鳴らせる。でも、その期待も束の間、粗相を繰り返す私の無能さに愛想をつかされたみこと係長に、転属という決断を受けることになった。新しい部署、そこで待っていたのはずずか係長。彼女はみこと係長以上に、仕事への厳しさと優しさを併せ持った、完璧な上司だった。アメと鞭、彼女が使い分けるその二面性に、僕はもう完全に惹かれてし ...